おこさま本棚

息子に読み聞かせた絵本の記録

協力のパワー感じさせる「おおきなかぶ」の読み聞かせ

もし、宇宙からエイリアンが襲ってきたら?
もし、天変地異で人類の存続が危ぶまれたら?
もし、大きな株がうまく抜けなかったら?

老若男女、人も動物もみんなで協力すれば、なんとかなります。

内容

おじいさんが植えた株が大きく育ち過ぎて抜けません。
おじいさんはおばあさんを呼んできて、おばあさんは孫を呼んできて…と段々と株を抜こうとする仲間が増えていき、最後に無事、株が抜けるというお話です。

おすすめする理由

大人は、この本を絵柄のまま解釈しないよう気を付ける必要があります。
ねずみが一匹増えたくらいで株が抜けるわけがないと思っちゃいますが、そうではありません。

もし、宇宙からエイリアンが襲ってきたら、最初は大国が対応すると思いますが、大国が敵わなければ、中小の国々も参加して、最後には地球全体が一丸となるんだと思います。
そして、全員が参加したとき、最後の力は仮に小さいものだったとしてもちゃんと問題が解決できるというある種の福音を感じさせてくれます。

でも、そんな小難しい話はこどもには関係がありません。
こどもには、ただ、協力のパワーを感じてもらえればいいんです。