おこさま本棚

息子に読み聞かせた絵本の記録

何気ない日常がこんなにもスリリングに「バムとケロのにちようび」の読み聞かせ

特に予定のない日曜日。
朝、少しだけゆっくり起きて、いつもよりも少しだけ手の込んだ朝食を食べて。
それから平日にやり残した家事をしたり、宿題を見たり。

バムには、そんな平和な時間は訪れません。

内容

雨の降る日曜日、ゆっくりおうちでお菓子でも食べながら本を読もうとしますが、一難去ってまた一難。
バムとケロにかかれば退屈な日曜日なんてありえません。

おすすめする理由

手のかかるケロちゃんと、面倒見のいいバムのコンビがなんともいい味を出しています。
トラブルを引き起こすケロちゃんに対して、バムは文句も言わずに世話をしていて、バム=親、ケロちゃん=こども、の構図が見え隠れする一方、ときには二人で協力して課題をクリアしたりします。

また、話の展開も、前振り→回収、前振り→回収、の流れがはっきりしているので緩急をつけて読みやすく、こどもも話の中に没入していきやすいです。

読んだ後、ドーナツを食べたがるかもしれませんので、その点はご注意を。