最初の冒険絵本の読み聞かせ「11ぴきのねこ」
こどもは、大人になるまでに何度も冒険をして、転んだり、失敗しながら大きくなっていきます。
「11ぴきのねこ」では、ねこたちが困難に立ち向かって、一度失敗しても、また立ち上がり、最後には成功をおさめます。
そんなハッピーエンドを迎える冒険の「型」に馴染めば、失敗から立ち上がって、また挑戦する気持ちを強く持てます。
内容
お腹をすかせたねこたちが、幾多の困難を乗り越えて大きな魚を食べるお話。
ねこたちは、お腹がペコペコな状態で登場しますが、、おじいさんねこから大きな魚の居場所を聞きつけ旅に出ます。一度は魚に負けてしまいますが、作戦を立てて再挑戦。
おおきな魚をやっつけます。
愛嬌のある顔をしたねこたちの冒険譚です。
おすすめする理由
「11ぴきのねこ」は、ちゃんと物語になっているので、幼稚園に入る頃位から読み聞かせできる本です。
ちゃんと筋書きがあって、場面が移り変わっていくので、次はどうなるのか、どうなってしまうのか、ひやひやします。
ねこたちが大きな魚に負けたシーンでは、本気で心配している様子でしたが、最後の大きな魚を食べちゃうシーンではびっくりと楽しさが一緒にきます。
2回目以降は、安心しながらねこたちと冒険に出てくれます。